○○放題

今日は東海大学湘南校舎に行ってきました。女子の東西インカレに合わせて行われたコンディション研修会に参加するためです。夏休みに入ったばかりの三連休ということで東名高速は大渋滞が予想されたので藤沢から平塚を抜けて、東海大まで行きました。東海大のそばの大学に通っていた知り合いのアドバイスに従い、花水川沿いに北上。川岸ではさかなを取ったり、バーベキューをする人々で夏休み気分でした。

渋滞回避で選んだ道は案外、スムーズに流れく、早めに大学に着いたので、広い大学構内を散策。内心、ちょっと期待していたら…ありました。北京オリンピック出場の東海大学出身二人のバレーボール選手(あっ、一人はまだ在学中でしたね)の垂れ幕です。構内の広い通りに面した図書館の壁にありました。東海大学では柔道などでもオリンピック選手がいるのですが、それらの選手に混じって誇らしげにはためいておりました。

レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば天才中の天才。画家であり、建築家であり科学者であり、とにかく万能の人でした。そのダ・ヴィンチが描いた人体解剖のスケッチと解剖についての解説を集めた「LEONARDO DA VINCI ON THE HUMAN BODY」がオークションで手に入りました。洋書ですので解説を読むのはちょっと大変ですが、イラストは眺めているだけで文句無く面白いです。

紹介した写真は人間の頸の部分を後から観たところの解剖図です。しかし、良く見るとわかりますが、正確な解剖の図ではなく、骨に付着する筋肉は紐のような模式図で描かれています。肩甲骨が頸椎に何本もの紐で吊り下げられて、支えられています。船のマストと帆を張るロープをイメージしているような絵です。頸を後に反らす構造は肩甲骨を支える構造と別の構造(頸部の後の筋肉や'胸鎖乳突筋'と呼ばれる筋肉)で行われていることがわかります。この他にも馬や鳥を解剖して人間と比較する比較解剖の図もありました。特に鳥の解剖では鳥の羽と機械を比較した図が載っていました。ダ・ヴィンチは飛行機やヘリコプターを考案した人と言われており、昔の全日空(ANA)の社章はダ・ヴィンチのヘリコプターのイラストを図案としておりました。

ダ・ヴィンチは解剖を単なる解剖と終わらせるのではなく、現在で言えば生理学やバイオメカニクスと呼ばれる学問に相当するような領域にも足を踏み入れていたと思います。ダ・ヴィンチは人間の体を生物学者として正確に観察する目と構造に潜む機械的な機能を明らかにする工学者として考察する目 (しかも第一級の目) の両方を兼ね備えていたと言えます。もし、今、ダ・ヴィンチが生きていて、バレーボールの試合を見たら…。選手の体の動きなどをすぐさま読み取り、解説してしまうことでしょう。うらやましいです。

ドーハ空港で7時間のトランジット。何もない所でしたのでひたすら読書。日本で買って行った単行本を読破しました。タイトルは「もうひとつの視覚」で英語のタイトルは「SIGHT UNSEEN」直訳すれば「見えない視覚」ということになります。

脳の中での視覚の処理経路に「背側経路」と「腹側経路」の二つの経路があります。これは以前より知っていましたが、この本はその二つについて書いてありました。ただ…一口で言えば「くどい」。同じことが繰り返し述べられており、途中イライラしました。また、読み物としての本だったので、科学的な根拠がやや簡単に述べられていたのも残念なところ。「背側経路」とは脳の頂上を通る経路で動きを知覚することに関しての経路です。一方の「腹側経路」とは脳のやや横を通る経路で物の形を知覚する経路です。面白いことにこの二つの経路は別々に進化して来たもので、「背側経路」は「腹側経路」に比べて古くからの経路です。

話の中心は一酸化炭素中毒で視覚の「腹側経路」が障害を受けた人の話でした。なんと、この人は物の形を知ることが出来ませんが、物の動きを知ったりすることが出来ます。目の前の物が四角や○ということがわからないにも関わらず、障害物を避けて歩けますし、物を掴むことも出来ますし、斜めに開いたポストのような隙間の角度を変えてもカードを差し込むことが出来ます。側にいる人は視覚の障害者とは気がつかないのですが、形に関しては親しい人の顔もわからず、声で判断するという具合です。なんとも奇妙な障害ですが脳の機能はこのような障害を持った人により、今までわからなかったことがわかるということがよくあります。

難しい話はさておき、「ボールが来たら体が勝手に反応した」というスポーツ選手の話を聞くことがあります。サッカーのペナルティキックなどをスパッとキーパーが止めたとき等ですが、あの至近距離のボールをしっかりと見て、止めることなんて、とても出来そうにない。おそらくは「あっ、こっちだ」と認めた瞬間にボールはゴールの中に入っていると思います。いいかえれば「腹側経路」に頼っていては通用しない。見えたという意識の前に動かなければならないということで、「背側経路」を使っていると思われます。

サッカーの岡田ジャパンの代表に遠藤というPKの名手の選手がおりますが、彼の得意技が「コロコロPK」。キーパーの裏をかいてコロコロとゆるく転がしたボールで決めます。「なんで、なんなのが？」と思いますが、これはキーパーの「腹側経路」を使わして、あえてキックの前の動きを見せておいて、その裏をかきます。遠藤選手はコロコロPK の秘訣について「相手の膝の下の動きを見てから蹴る」と言っていますが、膝の下が動くというのはキーパーが右と左のどちらに動くかを決めてからの話ですので、その後に動きを変更することは出来ないという人間の動きの能力を逆手に使っています。

ビジュアルトレーニングという分野がありますが、これは運動視を強化するためのトレーニングでたとえば「ランプがついたら何かの反応をする」「動いているボールに書かれた字を読む」というものです。しかし、強化されるのは主に「腹側経路」。本当のスピードアップをするためには「背側経路」のトレーニングが必要と思いますが、なかなか難しいところです。なんせ「見えてない」領域のトレーニングをするわけですから、客観性を保つことが難しいと思います。おそらくは練習や実戦経験を積むことそのものがトレーニングになると思います。野球で剛速球を打つためにはマシーンなどで剛速球を投げてもらうしかないということになります。

ずっと思っていたことが確認できた本でした。

某巨大掲示板からですが、あまりに可笑しかったので載せました。なんでも「うえだおれ」という言葉も出来ているようです。なんせ16年振りのオリンピックですからね。

バレーボールの場合、オリンピックに出場できる国は開催国を含めて12カ国。非常に狭き門であることは確かです。この内、日本での大会で決定されるのが、なんと5カ国あります。4年に一度行われる「ワールドカップ」で3カ国。今回、日本が出場を決めた世界最終予選(OQT)で決まるのが2カ国。両方の大会を合わせて合計5カ国ということになります。

日本では開催国の特権で日本の試合時間を決めることが出来ます。テレビの放映時間との兼ね合いでたいていは夜の6時とか6時半のはじまりです。他の参加国は日本戦で夜8時まで戦った次の日の試合が朝の11時から始まり、また次の日の試合は夕方になったりで時間がまちまち。常に一定の行動がおくれる日本に対して、コンディションを維持するのも大変です。また、試合はいつも日本のホームゲームで行われます。最近ではスティックバルーンでの応援や日本びいきの館内DJがいて、外国チームへプレッシャーをかけております。

オリンピックの12分の5を決める試合が、常に日本で開催され、日本びいきで行われている事に対しての各国の不平不満は正直高いと思います。しかし、開催され続けたのはジャパンマネー、特にテレビ局(つまりはそのスポンサー)の力による所が大きいようです。日本ではバレーボール中継は20％近くのかなりの視聴率が稼げるのでテレビ局も力を入れてくれるのでスポンサーもついてくれるようです。他の国は自国で大会を開きたくても開催の費用を考えると二の足を踏んでしまうので、結局は日本開催が続いているのが現状のようです。

国際バレーボール連盟の会長が交代しました。この会長は日本びいきの方でしたが、別の方が会長となったために、今までのようにワールドカップやOQTが日本で行われることが少なくなっていく可能性もあります。会場やテレビでバレーボールの試合を観戦することが無二の楽しみの私としてはそうなってしまうと、寂しい限りですが、スポーツの公平性を考えると大きな大会は各国持ち回りの開催が正しい姿のように思います。

横浜市の各区には公立のスポーツセンターがあります。その内の神奈川区でのバレーボール大会に昨日、参加してきました。昨日は「一般女子の部」「シニア男子の部」があり、私の所属するチームは一般女子が準優勝、シニア男子が第三位という輝かしい成績をおさめました。

シニア男子の出場資格は「40歳以上」というもので、ネットの高さは2メートル35と一般よりやや低めです。一昨年からメンバーを集めて出場しております。予選で何試合かをするのですが、一昨年は0勝。昨年は1勝という上位進出なんて考えられない弱小チームでしたが、昨年のふがいない成績にみんな奮起して、練習を積み今年は決勝トーナメントに出て今年は第三位に入りました。

さて、このシニアの部を連覇している強豪チームがありまして、地元の大学のOBが主体となったチームで「本当に40歳以上なの？」というすぱらしいプレーを連発します。特にセッターは身長も高く…。「あれっ？どっかで見た人だけど」。何と、中央大から日本鋼管に進み全日本選手としてモントリオールオリンピックにも出場した○山孝さんでした。

ちょっとうちのチームでは勝ち目がない相手だったので、胸を借りるつもりで参戦。ミーハーでバレーボールオタクを自認する私としては「よし、○山さんのブロックに思い切りぶつけて、シャットアウト食らって一生の思い出にしてやろう」と試合前に心に決めてメンバーにも「予告被シャットアウト宣言」をしました。

試合が始まり、レフトの私にシャットアウトにおあつらえのトスが上がりました。狙うはライトブロッカーの○山さん。もし、センターにブロックされたら一生の不覚と思い、しっかりと○山さんの腕を見て打ち込みました。その瞬間「あっ」という○山さんの声とともにボールはコート外に。相手のレシーバーもフォローできずに見事なブロックアウトとなりました。「思い出のシャットアウト狙い」が「思い出のブロックアウト」になりました。「そうか、ブロックアウトをとるためには相手のブロックをシッカリと見て狙うことなんだ」とこの歳になってようやく、ブロックアウトのコツがわかった一日でした。

私はものすごく人見知りをする方なので、なかなか知り合いが増えません。何年もおつきあいをしている人は数えるほどしかいません。ただ、なぜか質問することは嫌いではなく、どうしても知りたいことがあると、本の場合などは直接、著者より回答してもらいたくなります。そんな質問をきっかけにしておつきあいさせていただいているのが、写真の本を書かれた魚住広信先生です。先生は現在、平成スポーツトレーナー専門学校校長をされています。

写真の本の前身となる「読んでわかる見てわかるベースボールトレーニング」という本がありました。これはイラストを含めて素晴らしい本でした。しかし、投手の投球フォームでどうしてもわからない部分があったので、（なかなか出版社側のハードルは高かったのですが）出版社を通して著者の魚住先生のメールアドレスを教えてもらい直に質問をさせてもらいました。自分でも「かなり長文のメールを書いたな」と思っていたのですが、そのお返事は質問の何倍もの長いものでした。しかも、お答えはメールを出して、数時間で返って来ました。聞きたいことがわかりやすく書いてある…。質問好きの私もこのメールを拝見してノックアウトされました。

質問メールをきっかけとして先生とのおつきあいが始まり今に至っております。魚住先生は本拠地を大阪とされておりますが、東京にお越しになるときはよく声をかけて頂き、スポーツについてのお話をしていただきます。この時の私は質問魔。プリンターで印刷した写真などを持って行って、ご意見を聞きまくります。楽しい楽しい時間です。

「指導に悩んだときのベースボールコーチングマニュアル」は「読んでわかる見てわかるベースボールトレーニング」の後継となる本ですが、私にとっては思い入れの深い本となっております。なんと生まれて始めての「序文」を魚住先生から依頼され、書かせていただいております。質問魔にとってはなんと光栄なことでしょうか！

救急当直をしていた時です。バイクで転倒して右膝を思い切り道路に叩きつけて、擦りむき傷を作った若い男の患者が救急車で運ばれてきました。履いていたジーンズの右膝はボロボロで血だらけ。ジーンズを脱がして右膝の皮膚縫合処置を行いました。ただ、ジーンズの左半分は無傷で破れもありませんでした。

「じゃあ、お大事に」と患者を見たところ、右膝に白い包帯を巻いてバミューダズボンを履いて立っていました。「あれっ？こんなズボンを履いていたっけ？」私が皮膚を縫っている間、看護師さんが気を利かせて血だらけのズボンの右膝の部分を裁断し、そのついでに左も右と同じ長さに裁断して普通のジーンズをバミューダに仕立て上げたのでした。確かに片方だけが短いズボンを履いて町を歩けば、間抜けですものね。なんか看護師さんの可愛らしい優しさが可笑しくなり、クスクスと笑ったら、自分が笑われたと思ったのか、その心優しい看護師さんは不機嫌となってしまいました。すみません、決して馬鹿にして笑ったのではありません。

ちなみにバミューダズボンはタイトな細めの膝までのズボンの事をいい、太いタイプのズボンは膝までの長さでもバミューダとは言わないそうです。

結構、有名な写真ですが、糖尿病の原因となる膵臓から分泌されるホルモンのインスリン（一般にはインシュリンと呼びますが、医療の現場ではインスリンと呼びます）を発見した二人とその時の実験に使われた犬の写真です。右の人物がバンディング先生、左の人物がベスト君です。

バンディング先生が糖尿病を防ぐホルモンの研究をしたいと大学教授のマクラウド先生に願い出ました。マクラウド教授はこの研究に懐疑的でしたが、「自分が休暇の8週間は実験の犬の使用と大学院生のベスト君を助手として使って良い」と許可を出して、自分は休暇に入りました。この間、パンディング先生とベスト君は犬を使って、一生懸命研究。見事に犬の膵臓からインシュリンを抽出することに成功しました。

休暇から帰ったマクラウド教授は実験が成功したことを知ると、他の研究員を総動員してインスリンの大量抽出に成功。ついにはバンディング先生とマクラウド教授はノーベル医学賞を受賞しました。

あれ？ベスト君はどうなったの？彼はバンディング先生と共同で研究をしたにも関わらず、ノーベル賞には絡まず。バンディング先生は漁夫の利でノーベル賞を得たマクラウド先生に対して「休暇で何もしなかったくせに…」と激怒したと言います。ノーベル賞の賞金もベスト君と分け合ったといいますから、バンディング先生はいい人です。それにしてもマクラウド教授は…。

よく、比べ物にならない二つの物を比べて「月とスッポンだ」と言います。夜空に輝く月と泥の中にうごめくスッポンでは確かに全く違います。なるほどなあ～。いや、待てよ。スッポンて丸かったけ？

医学部のバレーボール部の部長は解剖学の教授でしたが、漢詩に造詣が深く、卒業生には必ず漢詩を作って色紙に毛筆で手書きで書かれて贈って下さいました。その先生が医学部生全員の前でお話をされたときになぜかこの話に触れました。

「みなさんはよく『月とスッポン』と言っていますが、これは間違いです。この話は中国の故事から来ていて、本当は『月と朱盆』が正しい。朱盆はお茶なんかを配膳するときの赤く塗った盆のことです。同じ丸い物でも、夜空に高く輝く月と盆ではじぇんじぇん（全然）違うことを言っているのです」と解説をしました（この先生は北陸のある地方のご出身で「ぜ」の発音が「じぇ」となる方でした）。うわっ、目からウロコ。

聞いていた学生は初めて聞く話にざわざわとざわめきました。私を含めてだれもこのことを知りませんでした。先生のお話の内容は忘れちゃいましたが、「月と朱盆」の話だけはよく覚えております。

「センセイ、オミヤゲ買ッテキタヨ」
作業中に足を骨折した中国出身の患者さんが、ビニールの袋を差し出して、そう言いました。退院後、久々に中国に里帰りをして、現地で買ってきてくれたお菓子でした。

ふと見ると、パッケージに中国バレーボール女子チームの選手たちの写真が。「そうか、中国の女子は強いものね。宣伝効果あるよな。」この写真を載せることで、中国チームにお金が入るのでしょうか？それとも、チーム側のサービスかな？そういえば、少し前にバレーボール全日本女子チームも飲料メーカーとタイアップした写真を雑誌に載せていたっけ。

パッケージには「花生」と書かれていますが、これは中国語でピーナッツの事です(日本では「落」がついて落花生ですが)。お味はというと…、もったいなくて実はまだ食べておりません。

週刊誌に載っていた外資系化学系企業のコマーシャル。なんと写真にバレーボールの攻撃シーンが使われていました。フロアには化学系のメーカーらしく、分子式が映っています。キャッチコピーには「つながりで、成功する」とあります。世の中のあらゆる物は原子の強い結合で作られていますが、バレーボールも「つなぎ」や「連携」で一つのプレーを作っていき、そのつながりが強い程、良いプレーとなりますから、なかなか鋭い目のつけどころです。

この位置からの撮影はテレビでもあまりお目に書かれませんが、選手のコンビネーションの動きを見るのに大変優れています。コートにはちゃんとアタックラインも描かれていますし、サーキュラースイングと思われる選手のフォームも体幹の回旋が良くわかり、いいですね。立ち読みで済ますはずの週刊誌を思わず買っちゃいました。

でも…、（もう、お気づきの方もいらっしゃると思いますが）なんで選手が5人しかいないの？

恐竜というとのろまな動物の代名詞のように考えられています。しかし、これに異を唱えた学者がロバート・バッカーという人でそれまで冷血の爬虫類と思われていた恐竜が温血の爬虫類であると主張しました。確かに恐竜の子孫の鳥類は温血動物ですから、恐竜が温血動物である可能性は大いにあります。一方、温血動物の代表である哺乳類でも幼児の頃は冷血に近い種類もあり、難しいところでもあります。

温血動物であれば活動性が高いので、恐竜はノロノロと歩くのではなく、かなり速いスピードで走れたとバッカーは考えました。バッカーの説を取り入れた映画「ジュラシックパーク」ではティラノザウルスを含めて恐竜は猛スピードで走り回っています。しかし、バッカーの意見は恐竜学者全てに認められているものではなく、むしろ異端に近い扱いのようです。

バッカーが描いたものが上の走るトリケラトプスのイラストです。うーん、これは確かに速そう。右の絵は別の所から入手した走るチーターの骨格の絵です。この二つを並べてみると骨格構造から考えてトリケラトプスは実はそんなに早く走れなかったろうと、否定的な考えが浮かび上がってきます。以下、私が考えた理由を二つだけ列挙。
(1)肋骨
トリケラトプスの肋骨は胸とお腹の部分までありますが、チーターは胸だけでお腹の所には肋骨がありません。ヒトそうですが、肋骨のある部分の背骨の動きは制限されてしまうのでトリケラトプスがこれほど背中を丸めるように動かすことができたかどうかは疑問です。（チーターもお腹の後の背骨が大きく動いていますが、胸の所は余り動いていませんよね？）
(2)肩甲骨
チーターの肩甲骨の関節の面は地面の方向を向いていますが、トリケラトプスでは横を向いています。前足は地面を蹴った後、地面に接地をしますがこの時に肩関節は大きな力を地面から受けます。チーターはその力を下を向いた肩甲骨の関節面で受けることができますが、トリケラトプスのように横を向いている場合は下手をすれば肩関節が脱臼しそうになるでしょう。いつも肩が外れそうな状態であれば怖くてそんなに早く走れないでしょうね。　

でも…、個人的な希望としては恐竜は映画のように猛スピードで走れ回れる動物であって欲しいです！

最近出た本ですが、タイトルもズバリ「復活」。サブタイトルに「全日本男子バレーボールチームの挑戦」という物が付いておりました。角川書店からの発刊です。

いやー、見事に復活しましたね…。何がというと「全日本男子の本」が出ているということです。そもそも、かつては全日本チームの本といえば男子の本ばかりでした。一つの章を選手一人のエピソードで書く(12人の選手がいれば12章あるわけですが)、そのスタイルを作ったのは松平康隆さんの「負けてたまるか！」でした。その後、全日本男子が代替わりすれば同じように選手の人数分の章で作られた単行本が出ていました。

しかし、いつの間にやら、そういう類の本が出なくなり、アテネオリンピックの前からは吉井妙子さんというスポーツライターの書いた「全日本女子」の本は出るものの「全日本男子」は取り上げてもくれませんでした。そして、北京オリンピックの最終予選を前にやっと復活しました。

かなり、しっかりと書かれた本です。富松選手が相手のセッターの動きを見てアタッカーの攻撃の位置を読んでいる、なんていう「へりくつ…」ファンの心に訴えかけるエピソードもちょこちょこと出ています。後は最終予選に勝ち抜き、北京オリンピックに出て、本当の「復活」をするだけですね。

今年のNHKの大河ドラマは鹿児島(薩摩)を舞台にした「篤姫」です。薩摩武士が修練した剣術に「薬丸自顕流」という剣術がありますが、その実力は新撰組の近藤勇組長をもってして「薩摩武士と対戦する時は初太刀を外せ」と組員に向かって言わさせたぐらいで、「薬丸自顕流」は最初の一撃で相手を斬り落とす必殺の剣術だったそうです。

写真は「抜き」と言われる「薬丸自顕流」の居合の技です。普通の居合は上段から斬り下げますが、「薬丸自顕流」の居合は下から斬り上げる逆袈裟となっています。この「抜き」で、抜き打ちざまに相手を股下から首まで斬り上げたといいます。最後の形をみてもわかるように低い前傾姿勢で思い切り体を伸ばして太刀を使っています。この姿勢であれば低さのために相手からは動きが見えにくく、また、相手の太刀が届かなくても自分の攻撃は十分に相手に到達するということになります。

三枚の連続写真を出しましたが、注目は真ん中の写真です。この段階では太刀の先端がまだ地面を指しているにも関わらず、右肘はすでに完全に伸びています。手首の返しだけで相手を「股下から首まで」斬り上げたのでしょうか？手首にはとてもそんな力は出ません。それでは太刀の斬り上げの力は「いつ」「どこから」太刀に加えられているのか？この問いの答えが野球のバットスイング、ピッチングの腕のスイング、バレーボールのスパイクスイング、テニスのスイングという大きな力を発生するスイング運動全般のメカニズムの答えになると考えています。

この看板のピンク色を見てピッピッと来た方は夜の町にお詳しい方でしょう。良く見ると「横浜鍋」と書かれています。「さては新手の…」いえいえ、純然たる鍋料理のお店です。このお店は野毛に昨年出来たばかりのお店です。横浜鍋というのは新しいスタイルの鍋でジンギスカン鍋のように真ん中が膨らんだ鍋で豚肉を焼き、その回りにあるトンコツスープが入っている部分で肉汁が染み込んだ野菜を食べるというものです。この日は人がかなりいて、もう少し静かと思っていたら当てがはずれました。

今日の集まりは大学の同期会。私を含めて6人集まりました。実は私は一浪後、富山医科薬科大学薬学部(現・富山大学薬学部)に一年間だけ在籍していたので、その時、1年生を過ごした仲間の集まりでした。現在は大学の教授をしている者、大学の教職にいる者、国立の研究機関にいる者、大きな製薬会社にいる者とさまざまです。自分は一年で辞めてしまった訳ですが、その時は「ぬけがけ」したような、すごいわだかまりを感じておりました。でも、今はそれぞれの道をしっかりと歩んでいる旧友の姿を見て、自分の姿を恥ずかしく思いました。

「今度、10月に同期会が富山であるんだけど…」「でも、僕は卒業生じゃないし」「でも、入学は一緒じゃない」何かものすごく救われる、過去のわだかまりを洗い流してくれる言葉でした。「お前のホームページって伏せ字だらけでなんだかわからないよ」と一番の親友から真顔で忠言されました。プロフィールの伏せ字を解除することにしました。

本当にみんなありがとう！

横浜に野毛（のげ）地区という場所があります。ＪＲ根岸線の桜木町（横浜から一駅）から京浜急行線の日ノ出町駅までの一帯で古い時代のお店（圧倒的に飲み屋さんが多いですが）が残っています。日本で最初に敷かれた鉄道は「新橋駅－横浜駅」間でしたが、この横浜駅とは実は現在の桜木町駅のことで、鉄道は桜木町を終点としていました。この桜木町近くの野毛地区は横浜で最初の繁華街と言うことになります。この辺りはまた、開港間もない頃から外国人の居住も多く、現在も洋食屋の類がちらほらとあります。しかし、最近は若者はみなとみらい地区などに取られ、ＪＲとともに乗り入れていた東急東横線の桜木町駅も廃駅となり、残念ながら野毛地区はさびれてしまっています。

写真のお店はそんな野毛を歩いていて偶然に見つけたお店です。雑記帳の「○○放題」のコーナーにぴったりの名前だったので思わずシャッターを切りました。萬里は私も前から知っていた中華料理店。野毛の他にも伊勢佐木町にもお店があって、時々、ラーメンや餃子などを食べていました。「萬里放題亭」はその支店です。本店の「萬里本店」は日本で最初に「焼き餃子」を出した店だそうです。「萬里放題亭」の看板が「ぎょうざ　北京料理」となっているのもそのためです。「好き放題に食べてください」という意味で支店名に「放題」が入ってるとのことです

バレーボール学会で展示されていた1953年のバレーボールシューズ。現在の物と比べて非常にほっそりとしております。また、非常に軽そうに見えます。現在はアシックスですが、この頃はオニツカの時代でした。タイガー印バレーボールシューズということになっています。この時代は九人制でかつ、オープンコートの時代ですね。

シューズについてはみんな気になるようで、今でもへりくつで話題になったり、自分もラインの色やソールのパターンなどが気になって雑誌をよく眺めたりの記憶があります。かつてはバレーボールシューズと他のシューズが違っているポイントは足の親指の所にパッチのような補強材がついているかどうかでした。この古いシューズにはその補強材がありません。しかし、最近のシューズも全体的に補強されているためか、特別に親指だけ補強ということはないように思います。

展示品はアシックスが神戸の本社からわざわざ持ってきた歴史的サンプルのようですが、このシューズのかつての持ち主はどんなプレーをしていたのでしょうか？

人間、楽しかったことよりも辛かった事の方が何十倍もおぼえているものです。そして時間が経つにつれて本当にいやだった時の気持などを忘れてしまうせいか、辛いことも「いい思い出」と美化されて記憶に残ります。

そんな辛かった経験の代表格が大学医学部の解剖学実習でした。実習用のご遺体は善意の献体で数名チームの学生に一体準備されます。学生は夜遅くまで、ピンセットやメスを使って解剖していきます。本来は予習や復習をしてしっかりと実習を進めて行かなければならないのですが、私はいかに実習をさぼって部活の練習にいくかばかりを考えていたので、楽しくもなんともありませんでした（私のさぼった部分の穴埋めをしてくれた友人たちには心から感謝しています）。

写真の本は私たちを教えてくれた解剖学の教授が書かれた本です。神田の古本屋街を徘徊している時に偶然目にしたので衝動的に買いました。表紙に鉛筆画のスケッチが出ていますが、実際に私達もこのスケッチの課題を何枚も課せられました。絵を描くのが嫌いだったのでこの課題も大嫌いでした。この本は実は私の卒業後に出た本で学生当時はこの本の元になる内容がルーズリーフ用紙にプリントされた「手作り」の紙が配られ、予習、復習で使われました。今でも手元にありますが、ご遺体の保存液が染みついたプリント集です。

今読み返してみるとこの本には大変素晴らしい考察があり、特に比較解剖学という人間の体と他の動物の体を比較して、その原形に迫るという学問の入り口を指し示してくれるものです。時々、「恐竜が…」とか「四足動物では…」ということをちょこちょこと出すのはこの本との出会いがきっかけです。

アーノルド・シュワルツェネッガー氏の昔と今。あのたくましかったターミネーターがこんな体になってしまっています。州知事になり、トレーニングをしていないということもあるでしょうが、それにしてもこの筋肉の落ち方は尋常ではありません。アメリカの映画界では定説のようですが、あの筋肉を作り上げるためには薬物の使用をしたと言われています。彼は映画スターですから、スポーツ選手と違ってドーピング違反に問われることはありませんので役作りで薬物を使っても法に触れたり、処罰されることはありません。

ドーピングとして筋肉を増やすときに使う薬物の多くは筋肉増強ステロイドという副腎皮質ホルモンの仲間を使います。これは筋肉への蛋白質の同化を促します。ステロイドホルモンの注射をしたり、内服をしながら筋トレをするとモリモリと筋肉が付いて来ます。知り合いのストレングスコーチに聞いたところでは、ステロイドホルモンを使うと筋トレを長時間行っても疲労感が少なくなり、同時に妙な精神的な高揚感が出てくるので普通は疲れてしまう筋トレが平気で長時間こなせるという別の効果もあるとのことです。もちろん、筋肉増強ステロイドをスポーツ選手が使うことはドーピング違反に問われることで、世界的に禁止されています。違反が発覚すれば競技からの追放などの思い処分を課せられます。

しかし、決して健康に良くないのはこの写真を見てもわかります。筋肉は落ち、皮膚もたるんでしまって年齢よりもかなり老化しているような印象です。ステロイドホルモンは本来、人間の体内で微量作られるものですから、それをクスリとして多量に体内に入れるとステロイドホルモンを作る副腎が萎縮してしまうために必要なホルモンの産生が低下してしまいます。そのため、ステロイドホルモンを使うのを止めると「普通以下」の筋肉の肉体になってしまうわけです。

現在のドーピング検査の筋肉増強ステロイドの検出精度はものすごい高いものがあります。よく例えに使われるのは大きなプールにクスリを一滴落としても検出できるぐらいの精度を持っています。にもかかわらず、残念ながら現在でも筋肉増強ステロイドを使用してドーピング違反をおかす選手が後を絶ちません。違反を目にするたびに「絶対にばれるのに…」と悲しい気持ちになります。

中学一年の私は夜寝る時に布団の中でイヤホンでラジオを聞く習慣がありました。その頃聞いていたラジオは近くのおもちゃ屋さんで買った自分で組み立てる小さなラジオでした。とてもまともな音は出ませんでしたが、手作りということで愛用していました。

ある日、いつも聞いていた夜の番組。「それでは今週の歌」とDJが告げた後に流れて来たのは「あーだから今夜だけは…」というあの有名な「心の旅」。その聞き慣れない旋律に本当に頭を殴られた思いでした。それから毎日、この今週の歌のコーナーを楽しみにラジオを聞いていました。それからは「心の旅」のチューリップを追いかける毎日。残念ながらお金がなくてコンサートには行けませんでしたが、カセットテープに録音したアルバムをそれこそ、すり切れるぐらい聴いていました。

写真は「魔法の黄色い靴」というチューリップのデビューアルバムのジャケット写真です。今でもオリジナルメンバー時代の歌は歌詞カードなしでも全曲歌えます。また、再結成コンサートにも毎年足を運んでいました（残念ながら2007年で再結成も終了。今後はコンサートをしないそうですが…）。バレーボールと出会ったのは小学校6年生の時。チューリップという好きなグループと出会ったのが一年後の中学1年。ともに今でもずっと尾を引いて追いかけています。成長の無い奴です。

バレーボールのある海外遠征の時のこと。タイの田舎町に滞在しました。ホテルの近くに川があり、中を覗いていた遠征メンバーの一人が、日本では見られないような大きなトカゲが川の中にいる、と興奮気味に話して来ました。
そこで、地元の通訳（英語少々、日本語少々の人）に「あれはなんというトカゲだ」と質問しようとしましたが、肝心のトカゲという英単語がだれの口からも出てこない。電子辞書なんかを引っ張りだしても該当するものがわからない。そこで身振り手振りでその動物の真似をしてなんとかわかって貰おうとしましたが、これが全然伝わりません。

「困ったな」とみんな思っていた時に通訳が、突然「カッパ？」と聞いてきました。「えっ、今なんと言ったの？」「カッパ」「えっ、カッパ(河童)だって？」なんでも通訳は日本の古い文化に興味があって、日本の民話などを勉強していたようです。でも、カッパって日本でも実在しないんですけど。

「いや、いや、カッパじゃなくてさ」と身振り手振りを続けるとついにはトカゲである事がわかって貰えて、その大きなトカゲの名前も教えてくれました。でも、通訳は「なんだそんなことか」というようなちっとも面白くない顔をしていました。タイではありふれた生き物のようです。スタッフたちは「あいつ、トカゲは知らないくせにカッパを知っているなんて、相当のオタクやな」と口々に。その後、彼は「タイのオタク」という事でスタッフの共通認識となりました。写真は帰国の際に空港まで見送りに来てくれた通訳君です。

1972年のミュンヘンオリンピックの時は空前の男子バレーボールブームでした。少年および少女マンガ雑誌にはよく特集がありました。ある少年マンガ雑誌には全日本男子の選手全員の手形写真が折り込み付録で付いてきました。小学生だった私は友達とマンガ雑誌を買って来て代わる代わる自分達の手を手形写真に重ねてみて「全日本男子ってこんなに手が大きいんだ」と驚いたおぼえがあります。後にこの手形写真が「アマチュア規定に触れる」ということになり、いわゆる「アマチュア違反騒動」が起きるわけですが、私も含めて小学生は純粋に「すごいな～」とか「面白いな～」と思っていただけでした。

写真のマンガ雑誌はミュンヘンオリンピック直前の号ですが、「週刊少年マガジン」のタイトルの上に「負けてたまるか！」というロゴが入っています。「負けてたまるか！」は全日本男子松平康隆監督のキャッチフレーズであり、ベストセラーとなった著書のタイトルでもあります。特集の内容は松平監督が「金メダルを絶対に取る」ということを書きつらねていますが、非常に強気です。今でしたらどの競技団体の監督さんもここまで書かないでしょうね…。

しかし、本体のマンガもすごいですね。「あしたのジョー」「天才バカボン」「デビルマン」「レインボーマン」…。有名なマンガが目白押し。私は松本零士さんの「男おいどん」が好きでした。これはおんぼろのアパートにパンツ一丁で住んでいるさえない人間の物語ですが、後に松本零士さんが宇宙戦艦ヤマトを描いて颯爽と登場して来た時は驚きました。

この本を手に入れたのはネットオークションですが、決め手は松平さんの顔。カメラの前でボールを投げるポーズを取っていますが、尋常ならざる表情に惹かれて、思わず入札してしまいました。バレーボールの練習はボールを次々に選手に投げつけて選手がレシーブ練習するイメージがありますが（元祖は東京オリンピックの大松さん？）、この写真もそのイメージでしょうか。本当の練習では投げつけるより打っている方が多いと思いますが。

「徹子の部屋」という長寿番組がありますが、毎回ゲストを呼んでじっくりと話すトーク番組です。ホームページを立ち上げるときに真っ先に思い浮かんだ名前が「オリビアの部屋」でした。きっちり、いただきました。ありがとうございます。

東海林さだおさんというマンガ家さんがいますが、面白いエッセイ本も多く書かれている人気作家でもあります。ご自身の学生時代の貧乏ぐらしを綴った「ショージ君の青春記」は貧乏学生であった私も共感できる内容ばかりで夢中になって読んだ覚えがあります。夏休みのある日、新聞のテレビ欄で東海林さだおさんが「徹子の部屋」にゲストとして出ることを知り、朝から楽しみに待っていました。

そして、番組が始まりましたが、東海林さんは黒いメガネをかけた恰幅の良い方で、マンガ家というイメージとはちょっと違っておりました。口下手なのか照れているのか、黒柳さんがなんの話をしてもしんねりむっつりと目を伏せながら「ハイ」「エー」という短い返事しか帰って来ません。さすがの黒柳さんも話の幅を広げることが出来ずに困り顔。番組は何の盛り上がりも無く最後の10分前まで進みました。「あれがあの大好きな東海林さんか、マンガや本の面白さはどこに…？」と私も正直がっかりとしました。テレビ消しちゃおうかな…。

そろそろ番組も終わりかなと思っていたら黒柳さんが
「あなた、男性がバーで女性の体に触れたりしている姿を見ると許せないですって」
という話を切り出しました。東海林さんは他の質問と同じく小さな声で「エー」という返事。
「どうして？」
「…サラリーマンが会社のお金で偉そうにしているのがどうも嫌いで…」
顔にはちょっと不快感を表しながらも何の面白みの無い答えをうつむきながらしておりました。
ここで不意に黒柳さんが
「じゃあ、ご自分がバーで女性にそういうことをしているのもヤハリ許せないの？」
という質問。
「いや、それはいいんです」
東海林さんはこの時だけは突然、顔をカメラに向けて、照れ笑いをしながらもきっぱりとした口調で答えました。それまでと違ったリアクションに黒柳さんもびっくりした顔をしながら
「えっー？、自分の場合はいいんですって、そんな…」
後は笑って声にならない状態。この番組では面白い話の時にはスタッフの笑い声もマイクに入るのですが、スタジオも割れんばかりの爆笑の渦。一旦、CMが入りましたが、CM明けも笑い声が鳴りやまず。その後は別の話題で、東海林さんが何の変哲もない答をしても、大爆笑が起きて、大笑いの中で番組が終わりました。

やられました。前半90％の間の悪い、面白みのない展開はあの爆笑のための布石か…。最後の爆笑がより際立つ見事な笑いのコントラスト。もちろん東海林さんは計算して笑いを取ったのではないとおもいますが、計算をせずに大きな笑いを取ってしまうのがマンガ家がマンガ家たる由縁でしょうか？私もテレビの前で大笑いをしていましたが、拝見した「徹子の部屋」においての私の中ではなんといってもナンバーワンの回でした。

今日は東海大学湘南校舎に行ってきました。女子の東西インカレに合わせて行われたコンディション研修会に参加するためです。夏休みに入ったばかりの三連休ということで東名高速は大渋滞が予想されたので藤沢から平塚を抜けて、東海大まで行きました。前日受けた東海大の側の大学に通っていた知り合いのアドバイスに従い、花水川沿いに北上。川岸ではさかなを取ったり、バーベキューをする人々で夏休み気分でした。

渋滞回避で選んだ道は案外、スムーズに流れく、早めに大学に着いたので、広い大学構内を散策。内心、ちょっと期待していたら…ありました。北京オリンピック出場の東海大学出身二人のバレーボール選手(あっ、一人はまだ在学中でしたね)の垂れ幕です。構内の広い通りに面した図書館の壁にありました。東海大学では柔道などでもオリンピック選手がいるのですが、それらの選手に混じって誇らしげにはためいておりました。